産後の骨盤はどうなっているの?
出産を終えた女性の体は、大きな変化を経験しています。特に「骨盤」は妊娠・出産で強い影響を受ける部位です。
目次
妊娠・出産で起こる骨盤の変化
- 妊娠中は「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤をつなぐ靭帯がゆるむ
- 出産後もしばらくは靭帯が不安定で、「開いた感じ」「ぐらつき」 を残しやすい
- 骨盤の底を支える 骨盤底筋群 は出産で大きな負荷を受けやすく
- 尿もれ
- 内臓の下がり感
- 骨盤の不安定感
といった不調につながることもあります
産後の骨盤の回復
- 靭帯や筋肉が安定するには 3〜6か月程度 が目安
- この間に無理をすると
- 腰痛
- 股関節痛
- 肩こり
などの不調が出やすくなります
回復を助けるセルフケア
- 骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操など)
→ 尿もれ予防・骨盤の安定に効果的 - 腹横筋を意識した呼吸法
→ インナーマッスルを働かせ体幹を安定させる - 姿勢改善
→ 反り腰や猫背を整え、腰や骨盤への負担を軽減
整体でできること
セルフケアに加え、整体では以下のサポートが可能です。
- 骨盤の歪みや左右差の調整
筋肉や関節のバランスを整えることで、骨盤が安定しやすくなります。 - 筋肉の緊張を緩める
妊娠・育児で硬くなりやすい腰・股関節・背中の筋肉をほぐし、血流を改善。 - 姿勢のチェックと改善指導
抱っこや授乳で崩れた姿勢を整え、日常生活の動作までサポート。 - セルフケアやストレッチの指導
自宅でも続けられる方法をアドバイスし、施術効果を長持ちさせます。
まとめ
産後の骨盤ケアは「体型を戻す」だけでなく、将来の腰痛や体の不調を予防する大切な投資です。
当院では、骨盤の調整・姿勢改善・セルフケア指導を組み合わせて、安心して育児に取り組める体作りをサポートしています。出産後の体調で気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
